荷重(力)校正

測定しなければならないのが0.01Nであっても5MNであっても、インストロンは試験機や装置を校正します。校正者であるインストロンのエンジニアがお客様の施設に訪問して校正を行います。インストロンの幅広い能力は、力の校正分野の業界をリードするインストロンの責任感を示しています。ひずみゲージによるロードセル技術を用いた最初の材料試験機を開発したメーカーとして、また、高い精度の装置を提供する第一人者として、最高品質の力測定と校正に関する知識に、誇りを持っております。

インストロンは、ASTM E74とISO 376を含む国際的に認定された規格の方法に準拠して、校正機器(標準器)を校正および検証します。また、ASTM E4とISO 7500-1に準拠して、試験機における力の検証を行います。インストロンは、また、要求に応じて特定の国家規格に従って校正を行うこともできます。

インストロンの強み

インストロンは、国際的に受け入れられている力の校正規格に適合しているだけでなく、通常、それ以上の水準に達しています。全ての校正証明書は、包括的な測定不確かさデータを含み、ISO/IEC 17025に完全に準拠しなければならない、という試験機関の要求ニーズを満足します。インストロンの校正はより広い力の範囲をカバーしますので、お客様はより低い力を利用する試験範囲まで確信をもって試験システムをお使いになれます。

実荷重式力基準器を保有

北米において、米国国立標準技術研究所(NIST)以外で最大の実荷重式力試験機を保有し維持しているのは、インストロン本社です。これにより、インストロンは現場の実用標準器を、直接、高い確度で校正できます。

校正対象の装置

全ての種類の材料試験機と装置、力や重量のトランスデューサを備える製造装置、構造試験リグ、シミュレータ、機械式または電気機械式、油圧式の試験機。

材料試験における力の検証規格

材料試験機や装置の力測定能力を検証するのに、2つの国際的に認められた規格による手法があります。1つは米国材料試験協会ASTMによって公開されている、ASTM E4です。もう1つはISO文書ISO7500-1です。これらの良く似た規格は両方とも、長年に渡って発展してきたものであり、技術的に厳格です。これらに従えば、試験機の力測定システムは、静的または準静的な条件下で正確であることが保証されます。ASTM E4は、試験機が検証範囲において読み値の1%まで正確であることを規定します。ISO7500-1は、0.5%から3%までの幾つかの確度のグレードを定義しています。多くの材料試験機は、ASTM E4の1%の要求と同等のClass 1で校正されます。

どちらの力検証規格を使うべきか?

多くのお客様にとって、2つの有力な規格(ISO7500-1かASTM E4)のどちらかに従って検証すれば、リスクは低く、トランスデューサの校正が正しく行われることは保証され、装置が不良データを出力する確率は極小化されます。これらの規格は、検証を行う困難さ(およびコスト)に充分見合った品質の結果を与えてくれます。北米で試験システムを検証するのに受け入れられている通例はASTM E4であり、ヨーロッパではISO7500-1です。他の地域は、地域の必要性により多様です。結局、どちらの選択を取るかは、お客様次第です。インストロンはお客様の御要望に応えて、どちらの規格でも校正を行うことができます。