二次標準器による校正

ASEM E74

この規格は二次標準器を、デッドウエイト(実荷重式力基準器)を用いた国家計量標準器により校正された力測定器として定義し、主として他の力測定器の校正に使われます。インストロンは、ASTM E74の要求Class AAに適合する、引っ張りと圧縮について最大578kN までの校正を行うことができます。

ISO 376

インストロンは、ISO 376の要求に適合し、Class OOに対しては引っ張りと圧縮について最大1,067kNまで、Class 1に対しては圧縮について最大7,117kNまでの校正を行うことができます。

北米最大級の実荷重式力基準器による校正

インストロンは、現場スタッフによって使用される実用標準のトランスデューサーを校正し、この実用標準器による校正サービスをお客様に提供できます。(他業者と比較して、二次標準のロードセルを使い)デッドウエイトを使うため、不確実性が低いので、「校正の連鎖」を短くすることができ、通常よりも不確実性が低い条件で校正されたロードセルを現場に準備することができます。お客様の試験機を、ASTMやISOに規定された1%の代わりに、0.5%で検証することができるので、余分なコストがかかりません。

最高標準に対する証明書とトレーサビリティ

インストロンの強み
インストロンは、国際的に受け入れられている力の校正規格に適合しているだけでなく、通常、それらを超えた水準に達しています。全ての校正証明書は、ISO/IEC 17025に完全に準拠しなければならない、という試験機関の要求ニーズを満足する、包括的な測定の不確実性データを含んでいます。インストロンの校正は、広い力の測定範囲をカバーすることができるため、より低い力の測定範囲まで確信をもって試験システムをご利用いただけます。

多くのデッドウエイト(実荷重式力基準器)を保有
北米で米国国立標準技術研究所(NIST)以外で最大のデッドウエイト群を保有し維持しているのは、インストロン本社です。これにより、インストロンは現場の実用標準器を、直接、高い正確度で校正できます。

校正可能な装置
材料試験機と全種類の装置、力や重量の変換機を備える製造装置、構造試験リグ、シミュレータ、機械的または電気機械的装置、油圧加圧機。

装置メーカー
インストロン、SatecTM、DynatupⓇ、WilsonⓇ Instruments、WolperTM、SchenkⓇ、MTSⓇ、インストロンIST、Tinius Olsen、Zwick、United、Lloyds Instruments、Mayes、Dennison、ShimadzuⓇ、Rhiele、BoldwinⓇ、ATS、その他。

力の検証規格
材料試験機や装置の力測定能力を検証するのに、国際的に認められた規格による手法が2つあります。1つは米国材料試験協会ASTMによって公開され、ASTM E4として題されているものであり、もう1つはISO文書ISO7500-1であります。これらの良く似た規格の両方とも、長年に渡って開発されてきたものであり、技術的に厳格であります。これらに従えば、試験機の力測定システムは、静的または準静的な条件下で正確であることが保証されます。ASTM E4は、試験機は検証範囲において読み値の1%まで正確であることを規定します。これは、試験機メーカーが製品仕様を規定する方法である、フルスケールの1%とかなり異なります。ISO7500-1は、0.5%から3%までの幾つかの確度のグレードを定義しています。多くの材料試験機は、ASTM E4の1%の要求と同等のClass 1で校正されます。

どちらの力検証規格を使うべきか 大半のお客様にとって、2つの有力な規格(ISO7500-1かASTM E4)のどちらかに従って検証すれば、リスクは低く、圧力変換機の校正が正しく行われることは保証され、装置が不良データを出力する確率は極小化されます。これらの規格は、検証を行う難易度(およびコスト)と結果の品質に適切なバランスを与えてくれます。北米で試験システムを検証するのに受け入れられている通例はASTM E4であり、ヨーロッパではISO7500-1であります。他の地域は、各々の必要性により変化しています。結局、どちらの選択を取るかは、お客様次第であり、インストロンはお客様の御要望に応えて、どちらの規格でも校正を行えます。