ステントの試験

課題

Stent

ステントの試験には静的および疲労試験を含む、多くの様々な試験が必要になります。ステントは一般的にはニチノール・ワイヤで製造されており、ASTM F2516に従って単純なサイクル試験をしなければなりません。ステントに対してよく実施される静的試験は、ASTM F2606に準拠する曲げ試験です。素材の試験に加えてステント本体のダイヤモンド構造について、通常、位置制御による60Hzの疲労試験が必要になります。ステント本体全体についても、静的試験として半径方向圧縮試験や動的試験として拍動モデルの疲労またはサイクル疲労試験が実施されます。このように、どの単一ステントに対しても、様々な機械的試験が要求されることから、できるだけ多くの試験を行える適切な試験システムを選択することが重要になります。

インストロンのソリューション

Stent Testing

ASTM 2516/ASTM 2606への試験、そしてステント本体の半径方向圧縮試験を含む全ての静的試験に対しては、5940シリーズまたは5960シリーズの活用を推奨します。ASTM 2516に従ってニチノール・ワイヤを試験する場合、正確なひずみ測定を行うために高性能ビデオ伸び計を活用することを推奨します。ステント本体に関しては、インストロンはMachine Solution Inc.(MSI)と提携して、専用治具を用意しています。この半径方向圧縮試験治具は、どの5940シリーズまたは5960 シリーズのシステムにも装着でき、また、試験の制御のため標準的なBluehill® Universal ソフトウェアを活用することができます。ステント本体のダイヤモンド構造また半径方向圧縮試験はステント本体に関する繰り返しの変位制御による試験を含め、全ての疲労試験に対しては、ElectroPuls™試験システムの活用を推奨します。