ルアーロックの試験

課題

Syringe Luer Lock

ルアースリップは、テーパ状の穴に接合するテ―パ状コーンです。ルアーロックは、ルアースリップとねじにより接合されます。ルアーロックとルアースリップの接合は、歴史的にISO 594-1とISO 594-2に従って試験されてきました。しかしながら、ルアーロックのような小孔径における接合ミスに関する事故の懸念が増大するに伴って、2016年にISO 80369が制定されました。ISO 80369-20が試験方法について概説するのに対し、ISO 80369-1からISO 80369-7は様々な接合方式に対する総合的な要求を規定しています。ISO 80369-7は血管内と皮下注射の用途に用いられる接合方式に関して、ISO 594に置き換わります。規格にある8件の項目のうち、機械的試験に適用されるのは、接合部分の分解、接合部分の引き抜き力、取り外し時のトルク、そして接合取り付け抵抗の項目です。

インストロンのソリューション 

Luer Lock Testing

ISO 80369に規定されている全ての試験要求を実施するには、二軸の試験システムが必要です。ねじり(Torsion Add-On)を追加した全 5940シリーズ5960 シリーズ、またはElectroPuls™ E3000リニア—トーション動的システムを使用することを推奨します。ISO 80369は小孔径を介した医療接合に対して疲労試験を求めていませんが、柔軟性の高いElectroPulsにより、試験ニーズ範囲の拡大に容易に対応できます。インストロンのカスタムソリューショングループ は、様々なルアー接合方式を5940シリーズか5960シリーズのシステムに機械的に取り付けるための、アダプターをご提示できます。アダプター選定には校正されたゲージを使っての正確な寸法的なチェックが必要です。なお、ルアーロックのような小孔径による医療接合の試験では、必要な力やトルクが小さいので、低荷重の二軸ロードセルを使用することを推奨します。