バイアル瓶の試験

課題

Vial

バイアル瓶内に入っている非経口製品には、汚染や製品の漏出を防ぐため、ガラス瓶とエラストマー栓の界面に厳重な密閉性が必要です。この密閉機構は、ゴム栓ストッパーと最初にバイアル瓶にはめられるアルミニウム製キャップから構成されています。この密閉性は時間の経過とともにゴムの緩和現象やキャップのかしめの減衰、様々な工程により低減していきます。初期の密封後に密閉機構によるバイアル瓶に対して与える力は残余密閉力として知られていますが、その力はバイアル瓶のメーカーによって正確に測定されなければなりません。残余密閉力の自動な測定は、密封過程に関連した力の減衰を測定できるソフトウェアを必要とします。

インストロンのソリューション 

Vial Testing

インストロンでは、バイアル瓶の端部周囲に圧縮荷重を負荷するように設計された専用治具を用意しています。アルミニウム製キャップの下縁部が破断して、負荷方向と反対の方向に移動し始めるまで荷重が負荷されます。上側の圧縮治具は球面座軸受になっているので、軸心調整ができ、キャップそのものが軸合わせされてなくとも、ほぼ完全なアラインメントが維持できるようになっています。アルミニウム製キャップが瓶上部から破損し、負荷方向と反対の方向に移動する状況における力は、ソフトウェアのグラフ上の平坦な部分で確認できます。残余密閉力は手動のカーソル操作、またはBluehill® Universalソフトウェアにおける自動計算を使用して、算出することができます。