カテーテルの試験

課題

Catheter

医療用カテーテルは、通常、液体を注入または排出するために患者の体内に挿入されます。このようなデバイスの損傷は、患者に深刻な傷害を生じさせます。そのため、デバイスの安全性を実証するため、機械的試験は重要な試験要求事項になります。全ての試験条件で正確な測定を実施するために、正しくグリップすることが不可欠になります。しかしながら、多くの場合、従来のサイドアクショングリップによってカテーテルをつかむと、グリップ面で応力集中を起こし、その結果、試験片の早期異常破断を生じます。加えて、カテーテルは通常ポリマー材料で製造されており、常温や体温で高い伸び特性を示します。多くの温度制御槽はしばしば、カテーテルを破断まで試験できるような充分な槽高さを持っていないので、人体の体温と同じ状況でカテーテルを試験するのは難しい課題になります。

インストロンのソリューション 

Catheter Testing

カテーテルを体温下で正確に試験する上で、サイドアクショングリップに起因するチャック切れを避けるために、バイオバス(BioBox)と空気圧式コード&ヤーングリップを使用することを推奨します。バイオバスは試験システム全体を囲うとともに、クロスヘッドが全行程を移動でき、カテーテルを破断まで試験できるので有効です。バイオバス(BioBox)の温度はBluehill® Universalソフトウェアで読み込むことができるので、材料の試験データとともに試験温度データを追跡できます。空気圧式コード&ヤーングリップは、カテーテル・チューブを包み込むようはさみこむように設計されているので、はさみ込みの圧力は広い表面積にわたり分散することができます。この設計により、試験中に材料をしっかりとグリップする一方、はさみ込み圧力の分散はチャック切れを防止します。