丸針の試験

課題

Curved Needle

丸針は縫合材料と組み合わせて、傷部を縫合するのに使われます。丸針は、無菌の耐食性のある材料で製造され、抵抗力が少なく組織を穿通できるように充分鋭く、曲げに対して抵抗できるように充分剛性があり、破断する前に曲がるように柔軟性があることが重要です。このような特性の定量化は、丸針の最も一般的な試験として、針の穿通試験と曲げ試験が行われています。このような機械的試験を実施する場合の課題は、針が湾曲した形状をしているため、穿通および曲げを可能にする回転軸が必要なことです。加えて、針の穿通を決定する力は、使われる材料に強く依存することです。

インストロンのソリューション 

Curved Needle Testing

インストロンは20年間にわたり、丸針の試験に対して、回転試験システムを提案してきました。従来は5500シリーズのエレクトロニクスとBluehill 2ソフトウェアをベースとしていましたが、現在は5900 シリーズの機能とBluehill Universalソフトウェアをベースとして、針の穿通試験と曲げ試験の両方が実施できる試験システムを用意しています。2014年にASTM F04は、丸針の穿通試験に関するガイダンスを公開しています。同様に、ASTM F1874-98(2011)は、外科手術用針の曲げ試験に対する要求事項を概説しています。インストロンは、針の穿通試験と曲げ試験の両方に対して、使いやすいユーザー・インタフェースで、要求される試験を簡素化し、オペレータの作業時間を節約できる、標準Bluehill Universalソフトウェアを用意しています。加えて、ASTM F04は、現在、針の穿通試験に適した材料を推奨すべく、ガイダンス文書を準備中であり、針のメーカーにおける試験方法の混乱を低減するとともに基準を提供しようとしています。