ガイドワイヤ―の試験

課題

Guidewire

ガイドワイヤは最も一般的にニチノールとして知られるニッケル-チタニウム合金、またはステンレス鋼により製造されています。ニチノール・ワイヤの引張試験は、通常、ASTM F2516規格に従って実施されています。ニチノールおよびステンレス鋼の両方とも、破断までのワイヤ引張試験が材料の伸びと強度特性を測定するのに良く行われています。材料特性を定量化する引張試験に加えて、ガイドワイヤのメーカー、特に心臓血管関連の企業は製品が患者の体内を通される過程を再現するために、ガイドワイヤの摩擦力を定量化することを必要としています。このタイプの試験は、しばしば屈曲試験と呼ばれます。多くの企業にとって、外科手術におけるガイドワイヤの使用状況を再現する試験要求事項を満たすことは、骨の折れる仕事のようです。この試験についての主要な課題の1つは、外科医が患者にガイドワイヤを挿入するのを再現できるように、試験機を制御するソフトウェアをカスタマイズすることです。

インストロンのソリューション 

Guidewire Testing

屈曲試験は複雑であると思われていますが、実際には試験は非常に簡単化することができます。インストロンのソリューションは、水平に設置した5900 シリーズとともに、空圧で開閉の切替えができる下部位置の空気圧式サイドアクショングリップと患者の体を模擬するよう設計された屈曲管のある膜を用います。TestProfiler モジュールを装備したBluehill® Universalソフトウェアにより、空気圧式サイドアクショングリップの切替えと連動した制御とともに、簡素化したサイクル試験をプログラムできます。グリップを閉じ、クロスヘッドでガイドワイヤを膜の中に押し込み、力センサーまたはロードセルにより摩擦力を測定するように設定できます。一旦、ガイドワイヤが充分な距離に押し込まれると、空気圧式サイドアクショングリップ が開き、初期位置に戻って再び最初から試験過程を繰り返すようにプログラムできます。