縫合糸の試験

課題

Sutures

縫合糸と医療用ホッチキスは、手術過程において、傷を閉合し組織を治療する手段になっています。縫合糸は、吸収型または非吸収型のさまざまな材料から製造されています。単一の糸または組ひもであり、コーティング型や非コーティング型があります。医療用ホッチキスの針は、通常、ステンレス鋼で製造されています。ホッチキスによる傷の閉合は、通常の縫合糸による縫合よりもかなり速く行うことができます。さらに、ホッチキスは縫合糸による縫合よりも、高い信頼性があり、体液の漏洩の防止にも優れています。手術中および手術後の縫合とホッチキスの性能を評価する重要な基準は引張り強度です。縫合では、様々な方法による結束の強度も評価されなければなりません。正確で一貫性のある、信頼性の高い、強度とひずみの測定はこれら両方の傷縫合技術の製品開発と品質管理に対して不可欠です。

インストロンのソリューション 

Suture Testing

縫合糸を試験する場合、材料を間違いなくクランプするのに、空気圧式コード&ヤーングリップが必要です。他のグリップ手法に比べて、試験片のアラインメントを確保し、グリップ面での材料に対する応力集中を低減するとともに、はさみ力を増加させることなくグリップ内での試験片の滑りを防止でき、試験片への荷重負荷方法を簡素化できます。医療用ホッチキスの引張試験には、ギザギザのあるグリップ面を持つ、空気圧式サイドアクショングリップを用いることにより、幅狭のホッチキスを滑りなく適切にグリップすることができます。また、ゴム材料からホッチキスを引抜くために必要な力を測定することが、品質の上で重要になる場合があります。このホッチキスの引抜き試験に対しては、部品固定台を用いいてゴム基材をクランプし、上部留め金をロードセルに取り付けて、ホッチキスを引抜くことを推奨します。