スクリーンとディスプレイパネルの曲げ試験

ASTM C158-02 | ASTM C1499-15 | ISO 13356

課題

スクリーンとディスプレイパネルは、タッチ式であるかどうかに関わらず、電子デバイスに不可欠の部品です。メーカーは、従来のLCDやプラズマ・ディスプレイと比べて、画像性能を向上させることのできる、有機発光ダイオード等、新しい技術を迅速に採用することにより、限界に挑戦しています。有機発光ダイオードは、2つの電極間に挟まれた多層の有機フィルムから構成されており、電圧負荷により明るい光を発生することができるので、バックライト機構を必要としません。その結果、従来のディスプレイに比べて、薄くて効率的です。有機発光ダイオード等のディスプレイパネルは多層構造を持っているので、各層や多層構造全体としての強度特性を把握することが重要になっています。
 

インストロンのソリューション

インストロンの 5900 シリーズのシングルコラム型とデュアルコラム型は、スクリーンとディスプレイパネルの曲げ試験を行うのに適しています。3点曲げおよび4点曲げ試験を実施するにあたり、様々な治具が用意されています。3点曲げ試験は、薄いフィルム材料の特定領域における強度を決定するのに用いられ、このような領域における亀裂などの損傷を把握することができます。一方、4点曲げ試験は、試験中の曲げを最大化して、パネル全体にわたって、損傷の発生確率を増加させるために用いられます。Bluehill® Universal ソフトウェアは、ユーザーフレンドリーな環境を構成することができ、曲げ試験により色々な測定結果(最大応力や曲げ強度等)を得ることができます。更に、Bluehill Universalを用いることにより、低サイクル曲げ試験(1Hz)の設定を行うことができます。