ASTM A48に規定されるねずみ鋳鉄鋳物の引張試験を行う場合、大多数のお客様は機械加工済みの試験片を利用します。これらの試験片は、多くの場合「ダンベル」、「ドッグボーン」あるいは「ボタンエンド」試験片と呼ばれます。この試験片は、試験の際に試験片をグリップするために用いるショルダーエンドを有しています。
A型、B型あるいはC型のねずみ鋳鉄試験片(ASTM A48に従う)の引張試験を行う場合、インストロンでは、分割スリーブのショルダーエンド試験片ホルダーを装備したSATECTMシリーズの300LX荷重フレームを用いることを推奨します。この引張試験用のグリップは、具体的にねずみ鋳鉄試験片の試験を行うために設計され、当社のユニバーサル球面張力アダプター(USTA)を装備した試験フレームに適合します。このUSTAアダプターは、ASTM E8によって要求されるアライメントを提供します。
この300LXの単一試験スペースとデュアルアクチュエータにより、オペレータは試験片の取り付けを容易に行うことができます。分割スリーブのショルダーエンド試験片ホルダーは、きわめて迅速な試験片の交換を可能にします。この試験片ホルダーは、破断時に破壊試験片の端部も保持しているので、オペレータに対する安全性をさらに高めています。このUSTAアセンブリーは、負荷時に試験片のアライメントを自動的に調整して、ASTM E8のアライメント要求事項を容易に満たすことができます。
インストロンでは正確にひずみを測定するため、様々なインストロンの伸び計を供給することができます。Partner材料試験ソフトウェア及びBluehill2材料試験ソフトウェアはともに、ASTM A48及びASTM E8試験規格の要求事項を満足するため、必要なすべての制御パラメータと計算アルゴリズムを提供いたします。