ASTM F2606「Standard Guide for Three-Point Bending of Balloon Expandable Vascular Stents and Stent Systems(バルーン拡張型血管ステントとステントシステムの3点曲げに関する標準指針)」には、定量的にステント製品を特性化するための指針が規定されています。荷重-たわみ曲線の直接比較、それら曲線の計算された傾斜による比較によってさまざまな製品の柔軟性比較に利用できるデータも提供されています。
規格では、専用の
3点曲げ治具が必要とされています。上側の荷重アプリケータと下側の静的支持部は半径6.35 mmでなければなりません。低摩擦材料(Delrinなど)を使用するか、ベアリングで支持部の回転を可能にすることによって摩擦が最小になるように設計することをお勧めします。右図に示した治具は、イントロンの標準的な3点曲げ治具の模型です。摩擦減少のための特別な材料やベアリングを使用して製作されていません。しかしながら、これらの材料はお客様の特定のニーズに合わせて改良、変更することができます。
また、試験片が周囲温度から37℃への温度変化または水和に敏感な場合がそうであるように、液槽内の試験が必要な場合は、ステンレス製の治具を提供して、錆を防ぐことができます。治具は、37℃ +/- 1℃の生理的学的な条件を維持可能な、インストロン標準のBioPuls™槽に簡単に適応させることができます。
試験片に負荷、除荷を与えたり、代表的なヒステリシス曲線を得るためには、Bluehill®ソフトウェアと
TestProfilerモジュールの組み合わせをお勧めします。このソフトウェアは、曲線の両セグメントに関する荷重-変位データを提供するだけでなく、さまざまな各種試験片の直接比較を可能にする傾斜などの他の各種計算機能も提供します。