ASTM D3163は、さまざまなプラスチック被着材による接着・接合のせん断強さのデータを求めるための条件を記載しています。この規格は、ASTM D1002を補完し、単純重ね合せ接着部のせん断試験を補うために作成されました。
応力亀裂というものが問題になった後、多くの産業で従来の機械的な締結方法に代わって接着接合へ移行しています。この規格は、さまざまな産業において、接着剤のせん断強さを評価し、さまざまなプラスチック表面処理を比較するための方法を提供しています。
重ね合せせん断強さ試験の試験片は、つかみ部が異なる面上に位置することなります。クランプ時に接着部がダメージを受けるのを防ぎ、かつ引張荷重軸を接着面と一致させることができるよう、水平方向にクランプ位置を調整できるグリップが推奨されます。代用できるグリップ技術として、試験片をクランプするときに、接着部のあわせ面が鉛直かつロードストリングの中心に来るように、各つかみ部にスペーサーを挟むという方法もあるでしょう。このアプリケーションには、
スクリューアクショングリップおよび容量5-10kNの
空気圧式サイドアクショングリップを推奨いたします。
このタイプの試験片を試験するには、インストロンの3300シリーズや5500シリーズ
万能材料試験機が適しています。