インストロンは、高温環境下におけるネジ込み試験片の(破断にいたるまでの)引張試験の依頼を受けました。この試験では、3/8-16ネジ込み試験片に対して、さまざまな温度において一日24時間、破断するまで3,630 kg(8,000ポンド)の荷重を負荷しました。この試験に関してインストロンでは、金属材料のクリープ試験、クリープ破断試験及び応力破断試験を実施する際に使用する加熱装置に関して、簡潔な説明が記載されているASTM E139を参照しました。
ASTM E139を満足するためインストロンでは、モデルSF-163ゾーン分割炉、負荷用の錘、高温プルロッド及びネジ込みホルダーを装備した20対1のアーム比をもつモデルCクリープ/応力破断試験機を用いました。荷重フレームは、最大容量が6000 kg(12,000ポンド)あり、炉の使用温度範囲は575°Fから2200°F(300℃から1200℃)です。この仕様は、ASTM E139の高温要求事項を満足します。これには合計600ポンドのクラスF(シリーズ化されて認定済み)の負荷用の錘一式も含まれています。
炉内における作業を行うため、室温負荷トレイン部品に高温合金のプルロッドを接続します。プルロッドの端部に取り付けたホルダーに同一の高温合金を使用して負荷トレインを完成するため、対向する2つのホルダーに試験片をねじ込みます。所定の時間後に試験を終了するため、このシステムには「自動除荷」制御装置も装備されています。
試験の段取り、方法、及び結果に関する要求事項を完全に理解するためには、ASTM E139を検討することを推奨します。