ISO 527-3は、厚さ1mm以下のフィルムやシートなどのプラスチック試験片の引張特性を測定するために用いられる代表的な国際規格です。引張特性には、
引張強さ、
降伏強さ、降伏ひずみ、破断伸びなどがあり、さらに
ヤング率が含まれることもあります。柔軟でデリケートな性質を持つこれらのプラスチック試験片では、グリップ方法およびひずみ測定が課題になることがあります。
インストロンでは、空気圧式グリップと、試験片のグリップ部の幅に合ったゴムコートフェースを組合わせてご使用いただくことを推奨しています。このタイプの材料にとって最も一般的な寸法は25mm×25mmです。幅を合わせることは、破断や正確な試験結果を得るために重要な試験片のアライメントを容易にするという効果があります。
伸び計に関しては、
非接触式ビデオ伸び計がベストであることが分かっています。従来のクリップオン式の伸び計は重量による影響を試験片に与えたり、ナイフエッジにより試験片に傷をつけるなど、試験結果に影響を及ぼしてしまうからです。インストロンのビデオ伸び計では、ペンやテンプレートが付属しており、これらの薄い試験片に簡単にマーキングすることができます。