鉄筋バーの引張試験(ASTM A370 及び A615、ISO 15630-1、並びに BS4449)

大型サイズの最大#11(36)までの鉄筋バーの試験では、700 kN(160 kip)以上の荷重を必要とします。この範囲の鉄筋バーの試験に関して、インストロンでは油圧駆動式万能試験システム(モデル1000HDX)を選びました。「SATECTMシリーズ」のフレームは、このサイズの鉄筋バーの試験において必要な大容量(1,000 kNあるいは220 kip)と、種々の適切なオプションを提供しました。最大容量の1/500までの測定可能範囲を持つこの装置は、小型サイズの#3鉄筋バーの試験にも使用することができます。

インストロンでは、円形の鉄筋バーサンプルを確実に固定するため、オープンエンド型のヘッド内装着式ウェッジグリップ、及びV溝型固定具フェース一式のフレームを用いました。このヘッド内グリップにより、試験機の最大容量まで試験を行うことが可能となりました。選んだ固定具フェースは、粗い歯模様のついた耐衝撃性の工具鋼で製作されていました。鉄筋バーの試験に関しては、1インチあたり8個から20個の歯がある場合によく機能することが分かりました。この粗い歯模様は、鉄筋バーの不規則な表面に食い込むために必要であり、また試験片のすべりを防ぎます。その一方、細かな歯模様ではすぐにスケールと破片が詰まってしまうことが分かりました。この固定具フェースは早期の破損を防ぐため、最初は歯面に機械的な応力除去処理も施されています。

試験中の試験片のひずみを測定するため、鉄筋バーの試験用に特別に開発した伸び計を使用しました。この伸び計は、鉄筋バーサンプルの不規則な表面をクランプし、また代表的な200 mm(8インチ)のゲージ長をもつ鉄筋バーを支持するように設計されています。これらの伸び計は、平均化処理方式及び非平均化処理方式で利用することができ、またこれ以外のゲージ長で利用することができます。

最後にインストロンでは、試験の設定に際してPartnerソフトウェアによる張力設定を利用しました。このソフトウェアによって、オペレーターに必要な試験の制御、速度、破断センサー及び結果に関する指示を提供することができます。


このソリューションについて

関連試験規格: ASTM A370 | ASTM A615 | ISO 15630-1 | BS4449
試験片タイプ: Round
Materials: 金属
試験形式: 引張
ビジネスセクター: 工業製品

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