自動接触式伸び計

試験片処理量の増加に伴い、より迅速で信頼でき、さらに精度の高い日常的に行われる材料試験方法の需要が生じてきました。自動接触式伸び計は、このようなこの需要を満たし、人の手による煩雑で時間を要する手順をなくすことにより、日常試験業務を簡素化することができます。

自動接触式伸び計は、伝統的なクリップ式伸び計に比べて、次のように多くの利点があります。
・装着と標点距離測定が自動化されているので、個人差がなく整合した結果が得られます。
・カウンターバランスのあるアームは、事実上、無重量であり、試験片を曲げることがないので、より正確な結果が得られます。
・手作業で伸び計を装着し取り外すことがないので、より効率的な試験を行うことができます。
・複合材料からエラストマーに至る材料について、破断までひずみを測定することができます。
・破損に対する耐性の強い光学的な測定システムを使うので、ダウンタイムを減らすことができます。

適用範囲

・プラスチックや、金属、複合材料、テキスタイル、フィルム、エラストマー、紙、部品、生体材料を含む、ほぼ全ての材料のひずみ特性を測定できます。
・ASTM E8、ISO 6892、ASTM E517、JIS Z2254を含む、金属試験を行うことができます。
・ASTM D638、ISO 527-2、ASTM D882、ISO 527-3を含む、プラスチック試験を行うことができます。
・ASTM D3039、ISO 527-4を含む、複合材料の試験を行うことができます。
・ASTM D412、ISO 37を含む、エラストマーの試験を行うことができます。
・負荷の種類としては、引張り、曲げ、圧縮を行うことができます。

操作原理

伸び計はシステムのソフトウェアを通じて、自動的に制御されます。ソフトウェアには、アームの望ましい下部位置と、標点距離が設定されます。オペレータが試験を開始すると、モータで動くアームは、自動的に正しい位置に移動し、試験片に装着されます。モータは測定アームから自動的に外れて、アームは試験片とともに自由に移動できます。各々のアーム位置は、光学的なリニアスケールによりリアルタイムで、1μ以下の分解能で測定され、標点距離およびひずみは正確に測定されます。試験の最後において、アームは自動的に取り外され初期位置に戻り、オペレータは破断した試験片を取り除き、次の試験に取り掛かることができます。

アクセサリー