摩擦治具

2810-005モデルの摩擦係数用治具は、ASTM D 1894規格に従って、プラスチック・フィルムとシートの静的および動的摩擦係数を測定するための試験治具です。

この治具の主要な部分は、3.2mm厚さの発泡パッドに包まれた200gの金属そりと、一定の表面仕上げが成された長方形型の金属テーブルです。テーブルの一端に滑車が備えられていて、ナイロン製または金属製の曳き綱を介してクロスヘッドに結合しているそりを、テーブル上を水平に引っ張ることができます。試験材料は、そり、またはテーブル、または両方に装着することができます。

摩擦係数治具は、試験機の荷重フレーム内に、インストロンの標準D型床面グリップ・アダプタを使って設置されます。弾き綱は、直接、ロードセルに装着されます。

操作原理

摩擦係数試験治具は、水平テーブルと可動のそりから構成されています。テーブルとそりの両方とも、試験材料で覆われます。曳き綱はそりと、試験過程で曳き綱をガイドする滑車を介して小荷重ロードセルに装着されます。治具は試験機の床面に取り付けられ、クロスヘッド/ロードセルが移動すると、そりが水平テーブル上を引張られることになります。

試験過程でロードセルからのデータが記録され、解析されて静的および動的摩擦係数が決定されます。

静的摩擦力は、荷重曲線上で最初の極大ピーク(力)から導かれ、動的摩擦力は、予め定められた2点間の平均力から導かれます。摩擦係数は、記録された摩擦力をそりの重量で除することにより決定されます。

適用範囲

シートやフィルム、紙製品について、摩擦係数が決定できます。引張りモードの試験のみであり、高速条件ではできません。

品名 Testing Standards Capacity Cat #
Coefficient of Friction Fixture ASTM D 1894 0.1 kN 22 lbf 2810-005