ダッシュボードの落錐衝撃試験

課題

ダッシュボードの落錐衝撃試験

自動車分野では乗客の安全はなにより大切であり、研究開発とともに品質管理工程も注意深く行われます。そのため、それぞれの重要な部品は、使用目的にあった試験の実施が要求されます。近年、自動車メーカーは市場シェアを拡大するため、内装に独自の新しい特徴を導入してきています。このような特徴の全ては視覚的な要素に加え、強度や耐久性、安全性に関して、技術的仕様に沿っていなければなりません。最も重要な部品としてダッシュボードおよびハンドルの軸、スイッチ、レバー、エアバッグ等のダッシュボードの周辺品目があります。事故が発生した場合にはダッシュボードは非常に強い衝撃エネルギーを吸収し、必要なときはエアバッグが作動します。ダッシュボードはショックを吸収し最小化するように設計されており、基本構造は発泡ウレタンクッション材とPVC(塩化ビニール)製カバーから構成されています。このカバーはエアバッグが作動するときに、特定の形で破断し、エアバックによって乗員に怪我をさせないように保護しなければなりません。

インストロンのソリューション

ダッシュボードの落錐衝撃試験

エアバッグが作動するとき、PVC(塩化ビニール)製カバーが破断する過程を明らかにするには、発泡ウレタンクッション材とPVC(塩化ビニール)製カバーの別々の材料の試験片だけでなく、完成カバー製品そのものについても衝撃試験が実施されます。こういった目的に対して標準治具および専用治具を用いた 9350 落錐式衝撃試験機は、理想的な解決策になります。さらに、温度制御ができる恒温槽と高エネルギーオプションにより、温度付加試験と24m/sまでの速度において衝撃試験を行うことができます。材料そのものと完成製品の両方について試験を行うことにより、材料選択や設計、製造工程の違いがカバー製品の衝撃特性にどのような影響を与えるか調査することができます。これは、車両内の人の安全性にとって重要な試験です。


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