6800試験機の最新型ハンドセットは、試験機に直接取り付けられ、人間工学的デザイン採用の採用により、試験機操作がさらに使いやすく快適になりました。オペレータは、ハンドセットをマウントに取り付けた状態で使用したり、マウントから取り外したりすることができます。

2つの変更可能なソフトキーのボタンで、オペレータはさまざまな操作をボタンに割り当てることができます。ソフトキーはメソッドごとに設定保存できるため、試験ごとにカスタマイズできます。

インストロンの特許出願中の試験機技術で、試験機のクロスヘッドが意図しない動きをしないようにする機構を備えています。

セットアップモードでは、システムはオペレータが試験空間で作業するのに適した安全な速度でクロスヘッドが動くように設定されます。

触覚フィードバックを有する精密位置調節Jogホイールは、微小の動きが必要な試験を実行するときに、4μm増分でクロスヘッドを正確な位置に動かすことを可能にします。

試験片保護は、クロスヘッドを自動的に微調整することで、不要な力が試験片に加わるのを防ぎ、貴重な試験片を破損から保護します。

単軸試験を行う場合、負荷時に試験片の曲げが最小となるよう保証できるのは、堅牢で高精度なガイドコラムを備えた試験機です。このため正確な応力とひずみの結果を残すことができます。

6800シリーズは高性能を発揮するよう設計されています。プリロードベアリング、精密ボールねじ、極厚クロスヘッドとベースビーム、低伸縮性のドライブベルトを採用し、優れた性能と耐用年数を実現しています。

6800シリーズの荷重フレームは、予備容量付きの強力なモーターを用いて、迅速な加速を可能にします。最大10日間の継続的な繰り返し、クリープ試験、応力緩和試験をサポートするメンテナンス不要のブラシレスACサーボモーターを搭載しています。

強力なモーターに加え、6800駆動システムは、デュアルベルト駆動システムを備えた頑丈な鋼キャスティングで構成されています。バックラッシュを発生させ、駆動システムの剛性を低下させるギア減速機を使用するシステムとは異なり、デュアルベルトシステムはボールねじの同期運動を提供し、クロスヘッドの傾きをなくし、システムアライメントを補助します。