
金属材料試験
Instronは75年以上にわたり、世界有数のメーカーならびに教育機関、科学・研究機関へ試験システムを提供してきました。Instronは長年にわたり金属メーカーと連携し、それぞれ固有のニーズに応えるシステムを設計してきました。当社のエンジニアは、関連するすべてのASTMおよびISO委員会に参画し、規格の発展に貢献するとともに、Instronのシステム、ソフトウェア、伸び計、アクセサリが常に最新の準拠要件に対応していることを確実にしています。当社の試験システムは数十年にわたり使用できるよう設計されており、Instronを導入することは、将来にわたって業界規格への適合を継続できる投資であることの保証となります。
金属材料試験の要求に応えるために
Instronは、金属メーカーのニーズに応える幅広い万能試験システムを提供しています。電気機械式の卓上システム68TM-50は最大50 kN(約11,250 lbf)まで、電気機械式の床置きシステム5980 Seriesは最大600 kN(約135,000 lbf)まで、油圧式のIndustrial Seriesは300 kN(約67,500 lbf)から2,000 kN(約450,000 lbf)までの試験に対応します。これら各システムには、加熱・冷却チャンバー、力/応力用ロードセル、ひずみ用伸び計、試験片形状に応じた各種引張グリップなど、ASTMおよびISO規格に準拠した金属試験を実施するために必要なアクセサリが用意されています。

| よりスマートに試験する | |
|---|---|
| 1) | 信頼性の高い試験機 産業環境向けに設計された堅牢なシステム |
| 2) | 1台であらゆる製品を試験 ロードセル容量の1/1000まで対応するクラス最高水準のロードセル精度 |
| 3) | 信頼できる結果 高性能コントローラ技術により、簡単で信頼性の高いひずみ制御を実現 |
| 4) | 使いやすい 金属試験法の包括的なライブラリを備えた、タッチ操作のBluehill® Universalソフトウェア |
| 5) | トレーサブルな結果 Bluehill Universal Traceabilityモジュールにより、試験法への信頼性を確保 |
| 6) | あらゆる温度で試験 -150°C~+1200°Cの標準ソリューション |
| 7) | あらゆる試験片タイプと形状に対応 すべての金属用途に適した幅広いグリップ技術 |
Instronの幅広いグリップ技術により、細線から鉄筋、薄板から厚板まで、あらゆる形態の金属試験片の試験が可能です。各Instronグリップは、用途や予算に応じた固有の利点を備えています。
2009年にISO 6892-1は、従来のISO 6892と広く使用されていたEN10002-1:2001規格を置き換え、統合しました。特に、ひずみ速度に基づく試験速度(方法A)が導入された点が大きな変更です。これらの変更をより明確にするため、方法Aの要求事項はISO 6892-1:2016で更新され、方法A1(閉ループひずみ制御)と方法A2(クロスヘッド分離速度一定)の2つのアプローチが明確に定義されました。ひずみ制御の利点には、装置間でより再現性が高く比較可能な結果が得られること、試験あたりの時間短縮、セットアップの簡素化、オペレータ教育の負担軽減などがあります。
金属材料は高精度なひずみ測定が必要なため、伸び計は金属材料試験において重要な要素です。Instronは、金属試験向けに特別に設計された接触式および非接触式の伸び計を製造し、校正しています。
薄板製品の開発では、成形性を維持しながら強度を高めることが常に求められています。塑性ひずみ比(r値)と加工硬化指数(n値)は、これら材料の成形性を規定する重要な機械特性です。
金属業界向けの信頼できる自動化ソリューション
大量試験の効率向上
Instronは、世界有数の金属メーカーから革新的なスタートアップまで、数百件に及ぶ自動試験システムを提供してきました。当社の自動化ソリューションは、幅広いスループット要件と設置スペース構成に対応できるよう設計されており、生産環境へのシームレスな統合を実現します。
効率の最適化や試験能力の拡張など、お客様の目的に応じて、硬さ試験機などの追加機器を組み込めるスケーラブルなシステムをご提供します。初期構想から現地設置、最終承認に至るまで、経験豊富な自動化エンジニアが各段階でお客様と連携し、運用要件に正確に適合したソリューションを確実に構築します。
Bluehill® Universalの金属モジュールには、30の金属材料試験規格が含まれており、さまざまなシステムやラボにおいて試験を簡単かつ一貫して実施できます。本モジュールに含まれる試験法には、ASTM A370、A615、E8、E21、E646、E517、ISO 6892-1、ISO 6892-2、ISO 10113、ISO 10275などがあります。
金属で最も一般的な試験タイプを実施するために
Instronの万能試験機は、ASTM、ISO、JISなどの業界規格に準拠し、金属材料および金属製品に対して引張、圧縮、曲げ、はく離、引裂きなどの各種機械試験を実施します。
新しいBluehill Impactソフトウェアを搭載したInstronのMPX電動振り子式衝撃試験システムは、シャルピーおよびアイゾット規格に準拠した金属の衝撃試験に最適なシステムです。容量は300~900ジュールの範囲で用意されており、MPXは効率的で操作も容易なため、高スループット試験に適しています。









