AVE2 高性能ビデオ伸び計
動的・疲労試験向け非接触ひずみ測定
Instron AVE2 高性能ビデオ伸び計は、非接触ビデオ伸び計測の精度と一貫性を、動的・疲労試験のために最適化された軽量・ポータブル設計で提供します。静的試験で優れた性能を発揮するだけでなく、繰返し試験および高速単調測定にも対応しており、静的・動的の両試験プログラムを運用するラボに最適な、単一のひずみ測定ソリューションです。
システム間の移動が容易な設計により、AVE2は同一ラボ内の複数のInstron ElectroPuls®および油圧sサーボ試験システムで運用でき、試験片に接触したり影響を与えたりすることなく動的材料挙動を研究するための柔軟性を、研究者・エンジニア・品質担当者に提供します。
動的試験仕様
最大周波数20Hzまでの試験に追随
最大240mmの動的軸方向視界
分解能と精度はわずか2ミクロン
最大500mm/sの変位追従
リアルタイムデータ収集速度490Hz/s
主要技術
CDAT気流技術(特許取得)
一般的なラボ環境では、空調(HVAC)システム、周辺機器、通常のラボ活動などによる気流の変動が生じ、数µmの測定誤差を引き起こすことがあります。実環境の試験条件で精度を最大化するため、AVE2はInstronの特許取得済みConstant Density Air Tunnel(CDAT)技術を採用しています。CDATファンが試験片とカメラの間に一定の層流気流を生成し、光路を環境外乱から保護することで、試験中に空調や換気が稼働していても一貫した結果を得られます。
交差偏光照明技術(特許取得)
照明条件はラボごとに異なり、また日中でも変化するため、同一試験タイプでも伸び計結果にばらつきが生じることがあります。AVE2はInstronの特許取得済み交差偏光照明技術により、周囲光条件に左右されず、カメラが常に試験片マーキングの一貫した画像を取得できるようにします。これにより、シフト、オペレーター、ラボ環境が異なっても再現性の高い結果が得られます。
非接触測定
試験片に物理的に接触せずにひずみを測定することで、AVE2は装置取り付けが試験結果に与える悪影響(試験片の早期損傷、オペレーター間の取り付けばらつき、高エネルギー破断時の衝撃荷重による損傷リスクなど)を排除します。その結果、装置のライフサイクル全体にわたり、本質的により一貫性が高く、正確で、再現性の高いひずみデータが得られます。
アプリケーションに対応する柔軟性
AVE2は各種恒温槽、液槽、オプションのレンズに対応しており、幅広い温度・環境・試験片形状での試験に適しています。1台のAVE2で複数のゲージ長と伸び範囲の試験片に対応でき、複数のクリップオン式装置の必要性を置き換えることで、在庫管理とオペレーター教育を簡素化します。
AVE2は引張・圧縮試験に加え、金属・複合材からエラストマー、バイオマテリアル、フィルムまで、幅広い材料および試験片タイプに対して、繰返しひずみの測定とクローズドループ制御を可能にします。
静的試験向けのBluehill® Universalソフトウェアおよび動的・疲労試験向けのWaveMatrix3に対応し、AVE2はInstronの試験ソフトウェア環境に直接統合され、シームレスなデータ収集と試験制御を実現します。
対応試験システム
